友達の結婚披露宴

私の小さい頃からの幼馴染が、昨年の夏に結婚しました。
彼女は初婚だったのですが、お相手が再婚の方で結構年上でした。
前の奥さんとの間に小さい女の子がひとりいて、3人での新婚生活となるようでした。
結婚式も最初はしないといっていたようだったのですが、私は彼女が小さい頃に将来の夢はお嫁さんになりたいと言っていたのを知っているので、結婚式をしないと言っているのは相手とそのお子さんに遠慮をしているのだろうと思いました。
彼女のご両親も娘の花嫁姿を見たかったようで、親族と仲間内で小さい規模ですが、結婚披露宴を企画することにしました。
きっと、ホテルで大々的にというと遠慮すると思ったので、式は人前結婚式で披露宴は大きな公園ですると決まりました。
私たちが住んでいる街には郊外にある有名なデザイナーが設計した素敵な公園があり、写真集が出ているくらい綺麗なところです。
そこには高級フレンチのレストランも併設されていて、レストランウエディングもできるのです。
その話を当人たちにすると最初は、遠慮していたのですが、公園で気兼ねなくと話すと、一番喜んで賛成したのが女の子でした。
衣装はいとこがウエディングドレスのレンタルをする仕事をしていたので、新郎新婦の分を手配してくれました。
女の子のドレスは、うちの娘が小さいときにピアノの発表会で着ただけのほとんど新品の白いドレスがあったので、それをプレゼントして衣装はばっちり揃いました。
当人たちは招待される側という設定だったので、出欠確認をしたり席を決めたり幹事は結構大忙しの日々でした。
当日は絵に描いたような晴天で、これからの暮らしを祝福しているようでした。
広い公園は、緑の芝生と青空が本当に素晴らしいコントラストでどこを撮っても絵になります。
公園内の噴水のそばに特設ステージをつくって、そこで人前結婚式を挙げました。
時間になると噴出す噴水だったので、誓いの言葉を言い終わるタイミングを計算して、結婚式のセレモニーをスタートしました。
二人が誓いのキスをした直後、なんともピッタリのタイミングで噴水が上がり、何も知らず普通に公園に遊びに来ていた方々も一緒に周りを囲んで全員が拍手をして祝福してくれて、企画した私たち感動で泣いてしまいました。
記念撮影もそこに居た全員の方に入ってもらい、1枚撮影しました。
感動の式の後はレストランへ移動して、結婚披露宴の始まりです。
ガラス張りの建物で、外には緑と青空が見えてとても素敵でした。
昼間のランチ程度の食事でしたので、それぞれが会費を出して参加しました。
公園内のレストランと言っても一流のフレンチで、見た目にも鮮やかな彩の良いお皿が次々と運ばれて来ます。
ホテルの結婚式と違って、段取りがきっちりしすぎていないので、お色直しはありませんでしたが、当人たちのなれそめのDVDを流したり、こっそり書いてもらった女の子から二人への手紙を読んでもらって、会場は幸せな気分になりました。
本当にこじんまりとした結婚披露宴でしたが、手作りでとても楽しく3人とご両家も本当に喜んでくれました。
幹事たちもやりきった感があり、この公園での結婚式をいつか自分の時もやりたいと言っていました。