プロの司会者をお願いしました

私たちが結婚披露宴を行った時の話です。
職場の近くのホテルを披露宴会場に選んだのですが、打ち合わせの際、式場担当者に「司会者をどうしますか。
」と聞かれた私たちは、「友人にお願いするとなると、お願いされた友人が大変だから。
」という理由で、式場と契約しているというプロの司会者をお願いすることにしたのです。
そうして紹介されたのが、フリーでやっているという女性司会者の方でした。
女性司会者の方とは1回だけ、打ち合わせということで式場で会い、お話をしました。
髪の長い小柄な女性で、「思ったより若いな。
」というのが第一印象でした。
自己紹介の際、きれいなパープルの名刺をいただいたのですが、とても趣味がよいものだったのが、すごく印象に残っています。
打ち合わせでは、細かい内容までは覚えていないのですが、二人の出会いや、思い出深いエピソード、余興やスピーチをしてくれる友人や上司について、「紹介をするときに必要なので、その方について、なにか使えるエピソードがあれば話をしてほしい。
」と言われて、友人や上司の人となりや思い出深い話をした記憶があります。
次回以降に、もっと細かい結婚披露宴の司会進行についての打ち合わせがあるのかと思いきや、「後はお任せいただければ。
」と女性司会者の方がおっしゃるので、特に結婚披露宴に対して、これといったこだわりもなかった私たちは、「ではおねがいします。
」と彼女に司会進行を一任することとし、披露宴の司会進行がどのようになされるのかよくわからないまま、結婚披露宴当日を迎えることになったのです。
結婚披露宴は、自分たちが打ち合わせに参加していたはずなのに、びっくりすることの連続でした。
まず余興。
主人は友人が多かったので、何人かの友人にいろいろとお願いしていたようなのですが、あいにく私は、そういったことがお願できる友人が少なく、1組だけしかお願いしていませんでした。
ところがいざ本番になったら、私の親戚側から、余興をお願いした覚えのないいとこ夫婦が、余興で歌を歌ってくださっていたのです。
あとで母に聞いたところ、女性司会者の方が、披露宴の前に私の親戚をまわってくれて、「余興をする人が少ないので、できれば歌など歌っていただけませんか。
」といとこにお願いしてくれたのだとのこと。
新郎と新婦で余興の数が違ってはバランスが悪いということでの配慮だったようです。
また、お色直しがすんで戻ってきたときには、私たちがであうきっかけになった同僚の方の紹介があるなど、思いもかけない演出があって、本当に楽しかった記憶があります。
また、来賓スピーチで、女性司会者が上司の名前を読んだ時には、私たちが思っていた読みとまったくちがう名前で司会者の方が呼びかけていて、「あれ」と思ったのですが、これもよく確認すると、私たちのほうがずっと上司の名前を読み間違っていたのを、女性司会者の方が打ち合わせのときに気がつき、当日本人に確認して正しい読みで呼びかけてくださったということを聞きました。
プロの司会者は本当にすごいと思いました。
これから結婚披露宴を予定している人の中には、友人に司会を頼んで節約、と考えている方もいるかもしれませんが、私は演出の点からも、気配りの点からも、プロの司会者のほうをおすすめしたいです。